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急性膵炎

急性膵炎ってどんな病気?

急性膵炎とは、膵臓(すいぞう)に急激な炎症が起こる病気です。
膵臓は胃の裏側にある臓器で、消化酵素や、血糖を調整するホルモン(インスリンなど)を分泌するなどの働きをしています。本来、消化酵素は腸に分泌されて食べ物を分解しますが、何らかの原因で膵臓の中で消化酵素が活性化してしまうと、膵臓自身を消化してしまい炎症が起こります。軽症で済むこともありますが、重症化すると命に関わることもあるため、迅速な診断と治療が必要です。年間数万人が発症するとされ、決して珍しい病気ではありません。 
急性膵炎

急性膵炎の原因は?

急性膵炎の主な原因は次の2つです。

① 胆石
胆のうにできた石が胆管、膵管に詰まり、膵液の流れが妨げられることで発症します。
女性や高齢者に多くみられます。

② アルコール

長期間の大量飲酒が原因になります。
習慣的に大量の飲酒をしている方、特に男性に多くみられます。

その他、高脂血症(中性脂肪が非常に高い場合)、薬剤、内視鏡検査の合併症、外傷、膵菅癒合不全などの先天異常が原因として挙げられますが、原因不明(特発性)の場合も少なからずあります。 

急性膵炎の症状は?

急性膵炎の典型的な症状は、突然の強い上腹部痛(みぞおちの激痛)、背中に抜けるような痛み、吐き気・嘔吐、発熱です。
痛みは持続的で、体を丸めると少し楽になることがあります。重症化すると、呼吸不全、腎不全、感染症を引き起こし、命にかかわる場合もあります。急性膵炎の約1〜2割が重症化すると言われています。 

急性膵炎の診断は?

血液検査での膵酵素(アミラーゼ・リパーゼ)の上昇の確認、炎症反応の確認、CTなどの画像検査、超音波検査によって行います。重症度の判定も重要です。

急性膵炎の治療は?

急性膵炎の治療の基本は、

① 絶食
膵臓を休ませるため、一定期間食事を控えます。

② 点滴治療

大量の点滴で脱水を防ぎ、循環を保ちます。

③ 痛みのコントロール

鎮痛薬を使用します。

④原因に対する治療
胆石が原因 であれば内視鏡治療や手術が必要となります。
また、アルコールが原因であれば禁酒が必須となります。

重症例では集中治療が必要になることもあります。
また、急性膵炎は再発することがあります。特に、アルコールが原因の場合、改善後に再度飲酒し再発するという例がしばしば見られます。原因不明(特発性)の膵炎として再発を繰り返すこともあります。
再発を繰り返すと、膵組織が荒廃し慢性膵炎へ移行することもあります。 

急性膵炎の受診の目安

突然の強い上腹部痛、背中まで広がる痛み、吐き気を伴う激しい腹痛などの症状があれば、我慢せず医療機関を受診してください。
クリニックを受診され急性膵炎と診断された場合は、原則入院治療を要するため、入院施設のある病院への紹介となります。

急性膵炎は、突然の強い腹痛で発症する病気です。
早期に診断し適切な治療を行えば多くの例では回復しますが、重症化することもあります。
気になる症状があれば、当院へご相談ください。 

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