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肝血管腫

肝血管腫ってどんな病気?

肝血管腫とは、肝臓の中にできる良性の血管性腫瘍です。血管が集まって塊のようになったもので、肝臓にできる腫瘍の中では比較的頻度が高いとされています。多くの場合、健康診断や他の検査の際に偶然見つかります。自覚症状があるとことはほとんどありません。一部、巨大血管腫の場合は上腹部不快感、右上腹部痛、圧排による肝機能障害などが起きることもありますが、極めてまれになります。
肝血管腫ってどんな病気?

肝血管腫の原因は?

肝血管腫の発生メカニズムは、まだ完全には解明されていません。しかし、生まれつき肝臓の血管の一部に異常があり、それが成長していく過程で血管腫が形成されると考えられています。女性に多い傾向があることから、女性ホルモンが肝血管腫の発生要因に関係しているのではないかとも言われています。妊娠や、女性ホルモンのエストロゲンの投与によって、肝血管腫が大きくなることもあります。

肝血管腫の診断は?

肝血管腫は一般的に、健康診断や人間ドックの腹部超音波検査で発見されることが多くなります。慢性肝炎・肝硬変のある方や腫瘍径が15mm以上ある場合など腹部超音波検査のみで肝血管腫と診断が難しいケースは、他の肝腫瘍(肝がん・転移性肝腫瘍など)が隠れていないか、造影剤を使用したCT検査、MRI検査などの画像検査を行います。極めて特徴的な造影パターンが見られるため、診断は比較的容易です。
腹部超音波検査

肝血管腫の治療は?

多くの場合、自覚症状はなく予後にも影響はないため、治療の必要性はありませんので定期的に画像フォローを受けていただくのみとなります。良性の肝腫瘍ですが、年に数ミリ単位で大きくなることもよくあります。一方で短期間に急速に増大する、数が増えるような場合は、画像検査で同じような造影パターンを示す肝血管肉腫との鑑別を要することもあります。その場合は、PET検査などを追加してさらに精密検査を行うことも稀にあります。
ごくまれに増大傾向による周辺臓器の圧排、腫瘍内の出血・血栓などによって自覚症状を伴う場合は治療対象となることありますが、基本的には治療を行わず、経過観察と考えていただいて問題ありません。

健康診断や人間ドックなどで肝血管腫の疑いと指摘された方は、確定診断のためぜひ一度ご相談ください。問題なければ年に1回の腹部超音波検査を定期的に行うことをお勧めしております。当院でも検査を行なっておりますのでお気軽にご相談ください。 

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