肺炎球菌は、主に気道の分泌物に含まれ、咳やくしゃみなどを通じて飛沫感染します。日本では、高齢者の5~10%ほどの方の鼻や喉の奥に、この菌が常在しているとされます。普段は問題がなくても、最近が増えたり、下気道や血液の中へ入り込んだりすると、気管支炎や肺炎、敗血症などの重い病気につながることがあります。
当院ではプレベナー20とキャップバックスという2つのワクチンが接種可能ですが、これらはカバーする血清型と予防効果に違いがあります。
任意接種12,000円(税込)/回
世田谷区 高齢者肺炎球菌予防接種のおしらせ※世田谷区高齢者定期接種 5,500円/回
(令和7年度に予診票が届いた方は4,000円で接種可能です)
- 65歳の方
- 60歳から64歳で、心臓、腎臓、呼吸器、免疫の機能に障害がある方(身体障害者手帳1級相当)
当院では以下の理由でキャップバックスを推奨しています。
- キャップバックスは従来のワクチンに含まれない成人で増加している血清型に特化して設計されており、成人の原因菌の約8割をカバーします。
- 学会ガイドライン第7版でも「PCV21(キャップバックス)はPCV20(プレベナー)よりカバー率が優れている」と明記されています。
ただし、費用を抑えたい方はプレベナー20(定期接種対象なら公費助成あり)も選択肢となります。